〜漢方を組み合わせた内科診療〜

稲垣内科医院/奈良県奈良市
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CONTENTS

項目一覧
1 脂肪肝ってどんな病気?
2 胃潰瘍とヘリコバクター・ピロリ
3 扁桃腺の役割と扁桃炎(扁桃腺炎)
4 炎症って何?
5 風邪(感冒)の予防と治療
6 過敏性腸症候群とは?
7 逆流性食道炎とは?
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慢性胃炎の解説、注意点





















慢性胃炎

慢性胃炎−胃のもたれ 
 慢性胃炎とは本来は病理学的な概念であり、顕微鏡でみると胃粘膜に炎症があるといったものですが、日常臨床上は内視鏡的に診断され、胃粘膜の発赤、浅い欠損(びらん)、萎縮、腸上皮への置換の程度などにより形態的に診断されます。 注意点としては、慢性胃炎の中でも粘膜の萎縮がある萎縮性胃炎や、胃粘膜の腸上皮への置換があるもの、鳥肌胃炎は胃癌のリスクが高いことがわかっているので、定期的な胃カメラ検査をうけることが望ましいことです。

1,症状

胃のもたれ、不快感、胸やけ、食欲不振、吐き気、腹部膨満感など
無症状のことも多い

2,原因

主にヘリコバクター・ピロリ菌の感染に起因する
他に、感染症、薬剤、全身疾患の一病変などの可能性もある

3,診断

厳密には胃生検にて顕微鏡的に診断するが、日常診療上は胃カメラ検査による、胃粘膜萎縮のひろがり、ひだの変化、腸上皮化生に注意し形態診断する

4,治療

症状がある場合は胃酸を抑える薬、消化管の運動を調節する薬などを投与する
症状がない場合は経過観察する
ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌は胃癌の発症を抑える可能性があるが、現在は慢性胃炎に対する除菌療法は保険適応ではない



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