〜漢方を組み合わせた内科診療〜

稲垣内科医院/奈良県奈良市
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CONTENTS

項目一覧
1 肝機能異常(AST, ALT, γ-GTP, ALP, T-bil, ALB, 血小板)
2 脂質検査の異常(総コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪など)
3 便潜血検査陽性
4 胆嚢ポリープ
5

血圧高値−高血圧

6 空腹時血糖、糖負荷試験、HbA1cの異常−糖尿病の疑い
7 血液検査の異常(RBC,Hb,Hct)−貧血
8 尿酸値の異常−高尿酸血症、痛風
9 蛋白尿
10 血尿
11 胃ポリープ
12 肝嚢胞








































血圧高値−高血圧

@高血圧とは

高血圧 心臓は収縮と拡張を繰り返して血液を全身に送っていますが、この血液が血管にあたえる圧力のことを血圧と言います。 当然、心臓が収縮して血液を送り出す時が最も血圧が高くなり、拡張して血液をためこむ時がもっとも血圧は低くなります。 血圧はこの2つの時点での値、つまり収縮期血圧/拡張期血圧であらわされます。 高血圧とは血圧が140/90mmHg以上の状態を言います。

分類 収縮期血圧(mmHg) かつ 拡張期血圧(mmHg)
至適血圧 <120 かつ <80
正常血圧 <130 かつ <85
正常高値血圧 130〜139 または 85〜89

軽症高血圧

140〜159 または 90〜99

中等症高血圧

160〜179 または 100〜109

重症高血圧

≧180 または ≧110

収縮期高血圧

≧140 かつ <90
(血圧の分類、日本高血圧学会、2000)
 
 高血圧が数年以上持続すると血管がいたんでくるため、脳、心臓、腎臓などに障害がおこり、脳梗塞、心筋梗塞、腎不全などの命にかかわる病気を引き起こす可能性があります。 しかし、高血圧は症状がないことがほとんどであるために放置されやすいので注意が必要です。


A高血圧の原因

 高血圧は、運動不足、肥満、塩分の摂りすぎなどが原因となって発症するものがほとんどですが、他に腎臓や血管の病気によって起こるもの、ホルモンバランスの異常のためにおこるもの、薬剤によって起こるものなど様々です。 何が原因で血圧が高くなっているのかを、問診、診察、血液、尿検査などで診断することが必要です。


B高血圧への対応

ジョギング/高血圧 運動不足、肥満、塩分の摂りすぎなどが原因となる一般的な高血圧について説明します。高血圧は主に血管に障害をあたえることにより、さまざまな問題がでてきますので、他の血管にダメージを与える状態は避ける必要があります。 すなわち、喫煙、高コレステロール血症、糖尿病などです。 以下に示すように生活習慣を修正しましょう。
生活習慣の修正項目
@塩分を控えめにする
A太らないように注意する
Bお酒は控えめにする
Cコレステロールの摂りすぎに注意する
(卵、魚卵、マヨネーズなどは減らす)
D有酸素運動をする
E禁煙

 3〜6カ月上記に従って生活したが、十分な改善がないときは薬物療法を検討します。(すでに脳、心臓などに障害が出ているときや糖尿病がある場合、重症高血圧でははすぐに薬をはじめる

年齢別降圧目標
年齢 降圧目標
60歳未満 140/90mmHg未満
70歳代 150/90mmHg未満
80歳代 160/90mmHg未満



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