〜漢方を組み合わせた内科診療〜

稲垣内科医院/奈良県奈良市
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CONTENTS

項目一覧
1 肝機能異常(AST, ALT, γ-GTP, ALP, T-bil, ALB, 血小板)
2 脂質検査の異常(総コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪など)
3 便潜血検査陽性
4 胆嚢ポリープ
5 血圧高値−高血圧
6 空腹時血糖、糖負荷試験、HbA1cの異常−糖尿病の疑い
7 血液検査の異常(RBC,Hb,Hct)−貧血
8 尿酸値の異常−高尿酸血症、痛風
9

蛋白尿

10 血尿
11 胃ポリープ
12 肝嚢胞















蛋白尿ー尿検査の異常@

@蛋白尿とは

蛋白尿本来、尿中にはタンパク質はほとんど存在していませんが、ある一定基準以上のタンパク質を含む尿のことを蛋白尿と言います。 蛋白尿がでているということは、腎臓の働きが不良である、つまり腎臓に病気がある可能性を示しています。

A蛋白尿をみとめた際の対応

 尿中のタンパク質濃度は、尿の濃さにも影響されます。 つまり水をたくさん飲んだ後にでた薄い尿では、タンパク質の濃度も薄まる傾向にあります。 逆に、しばらく水分をとらなかった後の尿検査では、濃い尿がでるためタンパク質濃度も濃くなります。 尿が濃いか、薄いかによって蛋白尿の対応も異なります。 基本的には尿蛋白が(+)〜(3+)の方は尿の精密な再検査を行ないます。 尿蛋白が(±)の方でも、薄い尿での(±)であれば、再検査が望ましいでしょう。 明らかな蛋白尿を認めた方は、10年〜20年後には腎不全となり、血液透析を余儀なくされる可能性も十分あるため、放置しないように注意しましょう。



【基礎知識】
尿路 腎臓は血液から尿をつくる役割を果たしています。 腎臓でつくられた尿は尿管→膀胱と流れて最終的には体外に出されます。 尿中には老廃物など人間にとって不要な物質がたくさん含まれていますので、尿をだすという行為はは人間が生きていくうえで欠かせないことなのです。 
 腎臓は体に不要な老廃物などを尿中に送り出し、体に必要な物質であるタンパク質は尿に混ざらないようにふるいにかけています。 腎臓の疾患ではまず、このタンパク質をふるいにかける機能が障害されることが多いので、蛋白尿は腎臓の疾患をみつける上で非常に重要な目印となるのです。



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